「ジングルベールジングルベール♪鈴が鳴る〜♪」
「・・・えらいごきげんやなぁ、」
「だって、今日はクリスマスだもんね!」
12月25日、クリスマス。
赤と緑のクリスマスカラーに彩られた街を、君と2人で並んで歩く。
聖なる夜に、君と。
「はぁぁ・・・きれいだね〜・・・」
「そやなぁ。暗くなってきたしな。」
「これで雪降れば最高なのにな・・・」
「・・・雪、降ればええなぁ」
12月25日、クリスマス。
隣にいるのは彼女の。
付き合い始めたのは春だった。
というわけで、今日が2人でむかえる初めてのクリスマスだ。
「もう冬なんだね〜。この間まで夏だったのになぁ・・・」
「ほんま早いなぁ。もうすぐ一周年やで」
「そっかぁ!ほんと早いよ・・・。きっとこうやって年をとっていくんだわ」
「・・・まだ10代やけどな」
歩いていくうちに、空はどんどん黒く沈む。
イルミネーションがますます輝きだす。
ふと、聞き覚えのある音楽が街をつつむ。
「あ!この曲きいたことある!」
「あぁ・・・Happy Xmasやったっけ」
「そうそう!なんか、クリスマスだね〜」
A very Merry Xmas
And a Happy New Yeay
Let's hope it's a good one
Without any fear
「なんかいいね、こういうの」
「何がや?」
「好きな人とこうやって、一緒にクリスマス過ごすのが夢だったんだ!」
「じゃあ、その夢は叶ったってことやな」
「そうだね♪」
ふと立ち止まった。
頬に、何かが触れた。
「雪・・・・・・・?」
「・・・・雪、やな・・・。」
「・・・・・うわぁ、ホワイトクリスマスだー!!」
漆黒の空からは、白く光る雪が舞い降りてきた。
雲のようにフワフワしながら、ゆっくりと・・・・
「すごい・・・さっきよりも、ずっときれい・・・」
は、空を眺めながら雪に手をのばす。
「そや。、ちょっと目つぶってみ」
「へ?」
「ええから早く!」
「は、はいっ!!」
シャラ・・・・
「つっ!!!!!」
「なんやその声・・・。もう目開けてええで」
「うん・・・・」
の首には、
星のネックレスがかかっていた。
「うわぁ!!かわいいー!ありがとう侑士・・・!」
「クリスマスプレゼントやで。」
「えへへ〜vvv・・・・・はっ!プレゼント・・・!」
は思い出したように遠くを見た。
「別にええよ、プレゼントなんかもらわなくても・・・」
「ゆっ、侑士!目つぶって!!!」
「だから別にええって」
「いいからつぶってー!!!」
ちゅっ。
「く、クリスマスプレゼントだからねっ///」
「・・・おおきにv」
空からは雪
街は光に照らされ
2人の姿も輝きだす
「」
「ん?」
ちゅっ
「メリークリスマス」
「・・・侑士のばかっ///」
聖なる夜に、君と。
――――――――――――→
あとがき。
初・テニプリ夢!!
むずかしいよ〜、テニプリのマンガがないから・・・・。
侑士の喋り方は気にしないで下さい!(汗)
ほんと、時間かかりまくりでしたー(T0T)
でも楽しかったですよ、クリスマスなので!
危機感がなんとも言えないです(笑)